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2016-02-05

[インタビュー]
来るべき企業環境激変の時代をいかに生き抜くか
需要創造の時代を切り開くスーパーマーケットの顧客創造戦略 第3回

 このインタビューシリーズは、各メーカー企業のマーケティング・営業企画・商品開発等のご担当の方に向け、戦略構築の視点を提供するインタビューシリーズとして企画されました。インタビューでは、前)日本スーパーマーケット協会専務理事の大塚 明氏をお招きして、今後想定されるスーパーマーケット業界の環境変化に伴う課題と将来戦略に関し伺っていきます。

Vol3.現在、需要創造の時代 -環境変化による消費不確実性の時代の戦略は?-その1

現在、17年ぶりの消費税増税が行われ、将来に向けては人口減少・超高齢社会のより一層の進展が現実視され、環境激変による益々の消費不確実性が想定される中、戦略展開の確実性を増すためにしなければならないことは何かを2回に分けて伺います。

前回、小売業は変化適応業と言われており、スーパーマーケット業界も、今後より一層の、生活者変化への積極的対応が不可欠であるとのご指摘をいただきました。
今後の環境激変に立ち向かう上で、それに伴って引き起こされる生活者変化への対応は最重要な課題と思われます。生活者、そして、消費性向の変化の流れも含め、この点に関して詳しくお話しいただけますでしょうか。

需要創造の時代―変化からイノベーションニーズを見出す

“モノ不足”から“モノ余り”へと時代が変化する中、物質的豊かさが充足され、自分の生活の豊かさを追及し始めた生活者は、個客化するとともにモノだけでは満足しなくなり、“モノ離れ”の時代を迎えております。また、人口減少社会、超高齢社会も現実のものとなっており、これまでのフォーマットでは対応不可能な時代になっています。如何に生活者の変化・ニーズを把握し、対応を図る中で需要を喚起・創造するかが、小売業における戦略構築上の最重要課題となってまいりました。今後、環境激変によりさらなる生活者変化が想定される状況下、この傾向は、より一層強まるでしょう。

顧客変化への対応ポイント

顧客変化の中でも留意すべき最重要ポイントとなるのは、人口構造変化と生活価値観変化の2点だと思います。この2点から、顧客変化の流れと現状、そして対応視点を考えてみたいと思います。今回は、まず、人口構造の変化を見ていきます。

人口構造の変化を見てみる

出典:内閣府 平成24年版高齢社会白書

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