ナレッジ

ようこそゲスト様

2016-09-12

[シニアアプローチ]
~超高齢社会生き残りをかけたシニアシフト戦略構築へ向けて~
「ID-POS分析でシニアの購買行動を探る」第3回

(株)ショッパーインサイト・アドバイザー
元:公益財団法人ハイライフ研究所専務理事 高津 春樹

データ作成:(株)ショッパーインサイト・コンサルタント 白川淳一

プロローグでは、公開データを基に超高齢社会の構造やシニアの現状を俯瞰する中から様々な仮説やシニアアプローチの課題・ポイントを考えてきました。
今回からは、これらの仮説やポイントを他のデータなども加え補強するとともに、いよいよ、ID-POS分析を通して検証・確認を行い、シニアアプローチ戦略構築へ向けて実践的に展開していきます。

※なお、近年の各種調査からシニアの勤労意欲(希望する就労年齢)及び実際の就労年齢が65歳を超えてきており、データ分析にあたっては、退職に伴う生活上の変化が顕著に現れると思われる70代以上を中心にその動向を見ていきたいと考えています。また、データに関しては、real shopper SMより2015年1月から12月の1年間を対象として取り上げ分析を加えます。

超高齢社会というけれど・・・シニアは、重要顧客?どんなお客さま?

今回は、ID-POSデータ分析を通して、まずシニアのお客さまとしてのポジションと基本的な購買行動を検証する中で、シニア戦略構築へ向けての基本視点を確認していきます。

1.シニアのスーパーマーケットにおけるポジション

仮説1

高齢化率の上昇を考えると、シニアは、重要顧客である。

  • ・平成27年版高齢社会白書によれば、高齢化率は2014年で26.0%(前年25.1%)となり確実に伸びている。これに対応して、シニアはスーパーマーケット(以下SM)売上においても確固たるシェアを形成し、重要顧客としてのポジションを形成しているのかを、まず、見てみます。
図1SMにおける年代別買上金額構成比(出典:real shopper SM 2015.1〜12)
ページトップへ