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2017-10-24

[シニアアプローチ]
〜超高齢社会生き残りをかけたシニアシフト戦略構築へ向けて〜
「ID-POS分析でシニアの購買行動を探る」第7回

(株)ショッパーインサイト・アドバイザー
元:公益財団法人ハイライフ研究所専務理事 高津春樹

データ作成:(株)ショッパーインサイト・コンサルタント 白川淳一

前回は、世帯構造にスポットを当て、その特性がシニアの購買行動に及ぼす影響を検証してみました。今回は、視点を変えて、シニアに抱くイメージと購買行動のギャップの有無にスポットを当てて、実際はどうなのかを見てみます。シニアは保守的というようなイメージがありますが、実際の購買行動においても保守的な傾向が強いのかを、先ず、検証してみたいと思います。

※なお、データに関しては、realshopper SMより2016年1月から12月の1年間を対象として取り上げ分析を加えます。また、データ分析にあたっては、退職に伴う生活上の変化が顕著に現れると思われる70代以上を中心にその動向を見ていきます。

シニアの買物3…シニアの買物スタンスは保守的なのか?

シニアは長い間、“保守的で頑固”というイメージでとらえられてきましたが、近年、“活動的で新しいものへの興味が高いアクティブシニア”への注目が高まっています。このように新たな潮流が出現する中、果たして、シニアの実際の購買スタンスは、どのような傾向にあるのでしょう。イメージ通り保守的で頑ななスタンスなのでしょうか。
ターゲット戦略を立てるうえで、ターゲットのイメージに影響を受けてしまうことはありがちですが、可能な限り客観的データの援用を図り、しっかりターゲットの実態を把握し戦略の実効性を高めていきたいものです。

1.シニアの商品購買の保守性をどのように検証するか? -データ作成の考え方

①メジャー(基準)

保守的な行動は様々あると思いますが、ここでは、・昔からあるなじみの深いブランド(商品)を購買している選好性と、・同一ブランド(同一商品)を使い続ける習慣性を保守的な行動の一つと考え、以下の2つの購買行動を保守性を計るメジャー(基準)として分析できるようデータを作成します。

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