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2018-06-28

[シニアアプローチ]
〜超高齢社会生き残りをかけたシニアシフト戦略構築へ向けて〜
「ID-POS分析でシニアの購買行動を探る」第8回

(株)ショッパーインサイト・アドバイザー
元:公益財団法人ハイライフ研究所専務理事 高津春樹

データ作成:
(株)ショッパーインサイト・コンサルタント
中小企業診断士 白川淳一

今回は、前回に引き続き、シニアに抱くイメージと購買行動のギャップの有無にスポットを当てて、シニアの購買行動の実際はどうなのかを見てみます。シニアは流行や話題商品に疎く、新しいものには簡単に手を出さないというようなイメージがありますが実際はどうなのでしょう。新商品、新しいジャンルの商品に対する実際の購買行動をデータにあたり、検証してみたいと思います。

※なお、データに関しては、realshopper SMより2016年4月~18年3月の2年間を対象に分析を加えます。また、データ分析にあたっては、退職に伴う生活上の変化が顕著に現れると思われる70代以上を中心にその動向を見ていきます。

シニアの買物4…シニアは新しいもの好き?話題商品に敏感なの?

“アクティブシニア”が注目を集めていますが、全体で見れば、シニアは、分別もあるし、保守的な傾向も強く、話題になったからと言って簡単に新商品に手を出したりするのでしょうか。また、最近は、かつてのテレビ中心の情報浸透とブーム形成から、SNSなどへと情報経路も変化しており、新しい情報機器の取り扱いに疎いと言われてきたシニアは、果たして流行や話題商品の情報をうまくキャッチし新商品や話題商品を購入しているのでしょうか。
ブランドスイッチ、新ジャンル創造、シェア拡大を目指すうえでも、ターゲットであるシニアの新商品・話題商品への反応状況を把握して戦略を立てることは重要です。ここでは、いくつかの新商品・話題商品をピックアップしてシニアの新商品・話題商品への反応に関し購買実態を通して見ていきます。

1.シニアの情報摂取状況を俯瞰してみる

購買データを見る前に、簡単にシニアの情報摂取状況を確認してみましょう。新商品や新ジャンル商品のアプローチには商品の特性・メリットを中心とした情報を如何にターゲットに伝えられるかが重要なポイントとなります。大きく情報通信環境が変化している中、シニアはどのようにメディア・情報と接しているかを見ておきます。

視点

インターネットの普及による、情報摂取・購買行動の変容がシニア層にも及んでいるか

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