2017-01-27
3章 ID-POSデータ活用方法 3.既存商品の強み発見
著:株式会社ショッパーインサイト データマーケティンググループ
監修:横浜国立大学 大学院国際社会科学研究院 教授 寺本高先生
これまで、新商品発売時、既存商品の課題を発見する際の分析例を紹介しました。ID-POSデータは「誰が」購入したかがわかるため、課題や効果をより具体的に把握することができます。
今回は、既存商品の強みを発見する場合の事例をご紹介します。自カテゴリーの分析だけではなく、バスケット単価などスーパー全体への貢献度も提案切り口に加えると、強みを発見できるでしょう。
分析の流れとしては以下のとおりです。順番が逆になったり、他の分析を入れた方がよりよい場合もありますが、基本的には大きな動きを見た後に、徐々にターゲットを絞った分析を行っていくとよいでしょう。各分析機能に関して紹介します。
図表1既存商品の強み発見

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